近年は雪不足のため、シャモニーの街までは滑り降りることは出来ず、岩壁にボルトを打ち込み階段を作り、この階段をスキーを担いで、300段も登らなければならない。この後、登山電車で下山する。
一滑りした後全員で、ハイ「チーズ」
(左より3人目がガイド)
エギュイ・デュ・ミディ山頂より、氷河に降りるため、ロープが張られた馬の背の下り坂を(落ちたら命がない)片手でロープを握り、一方の手でスキー板を杖替わりに、凍った雪道を一歩一歩慎重に降りる。(最後尾は、ガイドがアイゼンを付けて、5人を確保している)
エディ・デュ・ミディの山頂で、山岳ガイドにハーネス・ビーコンを装着され、ロープで5人1組に繋がれる
開 催 日 2008年3月1日〜9日
リー 船本 進
写真・文 船本 進
参加人数 10名
今回のスキーツアーの目的であった、ヴァレ・ブランシュ氷河スキーを全員で滑降できました。当日の天候は、快晴・無風・気温が高く絶好のツアー日和でした。ヴァレ・ブランシュ氷河は、エギュイ・デュ・ミディの山頂から約20kmのオフピステを滑り降りる、スキーヤー憧れのコースです。
後方の氷壁の右側を滑り降り、左へとトラバースして左側より滑り降りる
行事記録・写真 38 フランス シャモニー ヴァレ・ブランシュ氷河
昼食をとった岩石群で、このように
穏やかな所もある
この様なクレバスは見えるから良いが、雪に隠れたクレバスが恐い。3〜4日前にスキー板を脱いでツボ足で歩いたアメリカ人が、隠れたクレバスに落ちて死んだと説明された
降りきって、後ろを振り返ると、エギュィ・デュ・ミディの山頂と、挑戦者達が次々と下りて来る