台風の進路を心配しながら鳴子温泉駅に集合。レトロな町並みを歩き、こけし資料館に立ち寄った後、山栗を拾いながら尿前の関に到着。この関所は芭蕉一行も怪しまれてようやく超えることが出来たとか。小深沢、大深沢を経て中山平温泉駅に。ここからバスで堺田分水嶺と「蚤虱馬が尿する枕もと」が詠まれた封人の家を見学した後、赤倉温泉に。
封人の家で囲炉裏を囲んで
レトロな銀山温泉街
台風一過 銀山川渓谷
慈恩寺の三重塔
花笠踊り
翌日は予報通り雨。山刃伐峠はパス。富沢馬頭観音、新庄市歴史資料センターで古民具や山車を見た後、芭蕉が7泊も逗留したという養泉寺に。「涼しさを我宿にしてねまる也」の句碑があった。芭蕉清風資料館を見学した後 待望の銀山温泉へ。和風木造多層の宿が銀山川の両岸に軒を並べ昔ながらの景観がすばらしい。美人おかみの接待、仲居さんの花笠踊りと温泉に疲れを癒した。
 
中山駅前で合流
尿前の関
さあこれから登るぞ!1015段
奥の院からの眺め
分水嶺
3日目台風一過 早朝 公園と鉱山跡を散策。朝食後バスで紅花資料館、奈良時代に開基された古刹の慈恩寺を訪ねた後 山寺(立石寺)に向かう。芋煮汁ご膳で腹ごしらえをして解散。それぞれ思い思いに1015段の奥の院目指して出かけた。「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」の句碑のあるせみ塚が途中にあった。五大堂からの眺めは格別、東北の山々も紅葉が始まっていた。

登ったり
行事記録・写真 48 「奥の細道」峠越え 鳴子温泉 大石田 山寺 
長い階段を下りたり
鳴子温泉駅前
道端に咲くシュウメイ菊
開 催 日 2009年10月7日-9日
リーダー 青柳克己・手塚恭子
写 真・文 押見作知子
参加人数 20名

泊まった宿の由緒ある看板