全国から500余名の精鋭が集まったシーズン中最大のA級公認大会。特に 小樽市朝里川での開催だけに、地元の北海道や北東北の強豪の参加が多く、 関東・中部辺りの大会では必ず上位入賞する選手でも、６位にも入れない組 が続出する程にレベルが高い、それだけに入賞の価値が高い、厳しい大会で あった。

受検者は16名で（１級７名、２級７名、３級２名）、初日薄曇り、２、３ 日目は晴天の中、澤田主任検定員、野澤、小池、藤本検定員の熱心な指導の もと検定講習が行なわれた。２日目午後２級検定時に、応援参加の内田孝子 さんが深雪で転倒し、地元病院に搬送されるという事故が発生したが、受検 者は元気に検定を終了した。 （１級合格者）岡田幹二　長谷川洋子 （２級合格者）岩間稔　野路芳正　藤木甫 （３級合格者）新井慶子

今年のテレマークスキー講習会の最終回は、根子岳を目指す予定であった が、すでに第３回で避難小屋までのツアーを済ませたので、今回は１日目に クラシックルート「須坂下り」と「平成の名湯」を楽しむことに変更した。 ２日目と３日目は、初級班と中級班に分かれて、テレマーク講習を受けた。 講師は今回も望月隆さん。

８日は午後からの滑りでまずアンヌプリに行った。ところが強風のためゴ ンドラもリフトも動かなかったのでひらふに回る。天気はまずまずだったの で全員を５班に分けて快調にすべる。 ９日は終日吹雪模様だったのでやはりひらふで滑った。10日は待ちに待った 安定した天気で、しかも固い雪面の上に３月というのにうっすらと積もった 新雪のバーンだ。東山を滑り出しアンヌプリ、東山、ひらふ、花園と各班と も自由に、長い粉雪の舞うゲレンデを楽しみ昨日までのストレスを吹き飛ば した。その上この日は羊蹄山までも顔を出して我々を歓迎してくれた。11日 も前日に引き続いての天候だったので各班それぞれにニセコの粉雪を満喫し た。

初日は濃霧だったが２日目は快晴に恵まれ、全員ゴンドラで山頂まで上り、 雄大な景色、樹氷原、そしてパウダースノーのゲレンデを思いっきり堪能し た。３日目は、スキーのほか、NHK杯ジャンプを観戦し原田雅彦など全日本 級選手を応援した。３日目の懇親会は皆んな童心に返って大いに盛り上がった。

大回転２戦合計タイムを競う大会。ポール練習会に使うゲレンデなのでな じみもあり参加しやすいマスターズ戦である。参加者数90余名。昨年度会長 賞の久永選手の選手宣誓で始まった。 入賞者以外にも当日賞、最年長賞、本年賞、会長賞（会長と同じ年順位）更 に16個の飛び賞と盛り沢山の賞品があり、CSCからも入賞者以外に３名の賞 品獲得者があり楽しい大会であった。

初日から３日目までは晴天に恵まれた。温度は高めだったが雪質は悪くな く全員３班に分かれ長いスロープを滑りまくった。４日目は雪となり、上の ほうはガスがかかり見通しが悪くなったので慎重に滑り事故なく終了した。 帰りの昼食は全員でホテル前の居酒屋で北海道の味を堪能した。

競技企画最終の大会は約150名の選手が出場して霊峰鹿島槍を望む全長 732ｍ、最大斜度23度41分のコースで開催された。開会式では最年長86才で 出場の我らがCSCの誇る高橋律子選手が紹介されると共に僚友押見作知子選 手の選手宣誓がありCSCの名をアピールすることができた。入賞者は次の通 り。

好天の２日目渡辺先生等のガイドさんに前後を守られながら湯滝、小田代 ヶ原、戦場ヶ原のツァーに出発。静かな白い原野を登ったり滑ったり、男体 山などの山々を眺めつつ昼食は雪上パーティー。ゆったりと楽しいスキーで した。スピード追求のスキーも結構ですが、歩くスキーも体験されて、スキ ーの楽しみの幅を拡げてみてはいかが。

今シーズン最後の基礎スキー全級講習を４日間にわたり実施。季節の割に はゲレンデコンディションも良い方で、第２日目のみ昼前から雨のため午 後は近くの温泉で休養、他の３日間は晴天に恵まれ総仕上げレッスンができ た。参加者の中には数人が温泉にも行かず、雨の中で自分の苦手な滑りを何 とか習得しようと懸命に練習していた。

初日は快晴に恵まれ白馬三山の大パノラマを満喫したがゲレンデ状態は連 休で荒れて苦しい滑走、２日目、３日目は午後には雪や雨になりやゝ残念で した。４日目は晴れてゲレンデは圧雪され雪質も最高となり、リーゼンコー スの大滑降を楽しむ。春スキー特有の変る天候と変化したゲレンデを体感し てシーズン最後を締めくくった。

１、２日目に晴天に恵まれ春のスキーを満喫した。３日目は打って変って 厳冬のような吹雪とガスに見舞われて時々リフトも止まる有り様で滑るのを 諦めて、鶴の湯の露天風呂で前日の疲れを癒やした。最終日は雪とガスの悪 条件であったが、シーズン最後のスキーを楽しんだ。