06年度第１回の級別テストは菅平で主任検定員に澤田顧問、小池正指導員、 幡野準指導員を迎えて実施された。１級受験者は10名だったが、合格者は１ 名のみ。惜敗された方が多かったのが残念。２級受験者は３名中２名が合格。 ３級受験者は１名で合格した。 合格者は次のとおり。 １級　北原健二郎 ２級　坂本とし子　高橋朝子 ３級　櫻井敏江

「今回は“走らせるスキー”をやります。走らせるスキーは、タイムを競 う競技スキーの上でカービングと並んで重要な技術です」小林コーチのレッ スンは、この開講の辞で始まった。 直滑降から山回りターンに入り、両膝をグッと曲げて前に出し、しっかり と加圧。ターンの後半、膝を伸ばす時に気持だけ重心を後にずらす。すると 不思議な位、スキーがスーッと前に走る。正に“走らせるスキー”だ。 何度も何度もフリーでこれを練習した後「この滑りをそのままポールの中 でやるように」との指示。フリーでは出来てもポールの中では中々出来な い。それでも各人が“走り”の感覚を実感して満足なレッスンであった。

久し振りの蔵王、今年は近来にない樹氷の出来具合に胸を弾ませ小雪の舞 う蔵王温泉についた。今回は上の台の真下で樹氷祭りの会場が目の前。４日 夜小雪の時折り舞うゲレンデに山の神のいでたち宜しく神主にシーズンの安 全を祈願され、終わって少年を交えたスキーとボーダーによる回転ジャンプ が始まりやっやの喝采。何と言っても終盤でイベントに関係した総ての人達 によるゲレンデを埋め尽くした松明滑降が圧巻。見事だった。フィナーレの 百発に及ぶ夜の華火は寒さが吹き飛ぶ程。気持良く晴れ上がったのは最終日 だったが皆さん大満足で煌く樹氷に後ろ髪を引かれながら蔵王をあとにした。

今年は天候に恵まれ、雪多く、ゲレンデは人影少なく近年まれな好条件に 恵まれ志賀全山を制覇してきました。 ホテルに帰ればこんこんと湧き出る豊かな温泉にたっぷりと浸り、湯上がり にグーット一杯飲む楽しさに幸福な一時を感じたツアーでした。

今年は参加者が少なく２班での講習に、本間特別講師に２日も習えるなど 最高の講習会と思ったのですが、初日２日目はまずまずの天候。３日目小嵐 の様な風が吹きまくりゴンドラ、リフトも止まり講習中断。回復を待つが一 向にその気配なく早めに切り上げ宿に。 ４日目快晴、藤本講師がビデオを撮る間前日分を取り戻すべく滑りまくる。 後は時間一杯の講習、帰りの車内でビデオを見て自分の滑りをチェッ ク。質の高い講習、藤本講師の指を使ってのユニークな講習、深雪滑走と内 容ある講習会になりました。宿は例年の如くおかみ自慢の手料理に、御主人 手打ちのおそば、美味しいお酒を頂いて皆さん大満足。夕食後は床暖房の談 話室で続きが始まり毎晩寝る時間ですよ！でお開きに。なごやかな講習会と なりました。

１日目、２日目共に、松本さんの縁でリフト代が安い上に、ボーダーのい ない変化にとんだブランシュたかやまで足慣らし。３日目はこの企画のハイ ライト、直線で４キロ弱の富士見パノラマを快調に滑る。小池正指導員も応 援してくれたので、臨時の講習会も開催。４日目は近くの車山で、遠く浅間、 菅平を望んでスキーを楽しんだ。 ホテルは広い洋室に２人、夕食は１品づつサービスされる本格的な料理。 ワインで乾杯しながら食事は結婚式のような豪華な雰囲気だった。

２日目の午後から雪が降り出し３日目は大雪となった。２日目尾瀬小屋オ ーナーの方達の訪問を受けザクザクの不整地のゲレンデを上手に誘導しても らい楽しく滑る事ができた。テレマーク隊も大雪の中がんばって滑っていた。 花木の宿の夕食は中華料理、山の中なのにとても美味しく沢山の料理でい くら温泉に入っても体重は増すばかり。 最終日は晴天に恵まれ焼ヶ岳・会津駒ヶ岳ete を眺め乍ら昨日迄の苦労は 嘘の様、皆悠々とたっぷり滑りまくり、帰途恒例の車中での酒盛りを大いに楽 しみ、元気に帰京した。

３日目の強風を除いて比較的穏やかな天候に恵まれて、44人の参加者は７ 班に分かれて、パウダースノウのクラシック向きのゲレンデを「のんびり」 滑走を楽しんだ。２日目の昼前に小林建自さんが滑走中に心筋梗塞で急死さ れ、参加者全員大ショック。改めて私達はいつも死と隣り合わせにいること を思い知らされた。当日の懇親パーティーは急遽追悼の会になり、今日の日 はさようならを歌って山が好きだった小林さんのご冥福を祈った。最後の日 は雲一つ無い好天になり、午前中思いっきりパノラマを楽しみながら滑っ た。帰りのバスでは途中展望台で一時停車し真近に浅間山と噴煙を望み大感 激して帰途についた。

大松山のチャンピオンコースで行った。このコースは都の国体予選なども 行なわれ、全長1300ｍと長く、緩急の変化が大きく、滑りでがある。長野を 中心に元気なシニアレーサーが集い、春を思わせる陽気の中、レースを楽し み、交流を深めた。参加賞においしいジャムが、上位入賞者にはウェアやグ ローブが副賞として出た。大回転１日に１本、標高差300ｍ・旗門数38

不整地研修会はCSCで初めての企画であった為、中上級者の応募がほとん どでした。不整地滑走の基礎であるスキー板のズラシ方からはじめ、そして 不整地斜面でのコブ斜面イメージ滑走、最終目的のコブ斜面と進み、参加者全 員がアイスバーンのコブ斜面を不転倒で滑走出来る様になりました。参加者 の中には、病付になった人もいます。

初日は吹雪の中、２時間の講習。２、３日目は快晴。頂上からの眺望を目に 映し、初級グループは、基本的プルークに徹底し、バンバントレーンで滑る。 中級グループは、時々チャレンジバーンの滑走を入れ、各々の滑りについて の指摘を受ける。上級グループは、２mの大波滑走を入れ、安全で的確、且 つ無理のない心地良い滑りをモットーとすることを指示される。ご気分は？ と聞かれて心地良い笑顔を返せるようになることを求められた。

海外企画のため参加者数不足で開催できず、中止しました。

初日はタングラムで滑る。半日であったが晴天に恵まれ快適に足馴らしを した。14日は杉ノ原に行く。終日ガスがかかっていたが頂上付近で時々薄陽 が洩れて気持よく全員元気に長いコースを滑った。15日は赤倉にでかけたが、 霧雨と濃いガスの中を手探り状態で滑り疲労困憊した。最終日は同様な悪天 候で予定を変更し早目に帰途についた。

今年は豪雪で樹氷も格別に大きく成長しているはずであったが、寒さがゆ るんだのか樹氷がやせてしまっていた。 初日快晴だったので全員で山頂に登りお地蔵さんに参拝。その後57名を８ 班に分けて自由滑走した。２日目からは小雪がちらつく天候で視界もあまり 良くなかったが、各班ともより視界の良いゲレンデを探しながら滑ってい た。３日目ザンゲ坂で子供を避けようとして１名転倒。腰椎骨折の大きな怪 我をしてしまったのが残念だった。 アフタースキーは昨年よりもさらに盛大で、１日目バレンタインディのチ ョコを全員に配り、さらにこの日誕生日を迎えた女性を大きな名入りケーキ で祝った。２日目、３日目は夕食後３時間カラオケホールを借り切って歌と お酒とダンスで大騒ぎした。なお和田さんがどこかの企画でされたという例 にならって夕食の席順は、１日目班別、２日目名簿順、３日目血液型別として これまた大きく盛り上がった。なお赤字続きのホテルを防衛庁が身売りし、 ３月21日からは民営化されることになった。来年もやれるかどうか、夏に再 調査、再調整の予定。

参加者少数のため中止しました。

ポール練習最終回はクラブ祭直前で参加者が少なかったが好天に恵まれ、 バーンコンディションも良く、実り多い講習でした。一体何回リフトに乗っ たのだろうか。また、夜のミーティングでは昼のビデオを１コマずつ止めて 丁寧なアドバイスをもらい有意義でした。初めてポールをなさった方も得る ところが多かったと、満足して帰途につかれました。