新年恒例のクラブ主催の講習会は、基礎スキー講習から全級講習会に改め て70名を募集したが、正月明け日程の影響などもあってか受講者は熊倉会 長・幹事を含め29名の少数参加となった。講師は小池、幡野、野沢の各正 指導員と元行準指導員の４名にお願いし、A・B班（中・上級）小池・幡野 講師が２日間のローテーションでのレッスンを行い、C班（中級）を元行講師、 D班（初級）を野沢講師が４日間受持ってのレッスンとなった。今回の主要 テーマは「股関節を使った滑り」を中心に講師の方々が共通の認識に立って の実践講習と終了後のミーテングにおいても講師の皆さんから指導者講習会 で得た指導方法やビデオによる指導ポイントなどの説明と各受講者一人ひと りにアドバイスをするなど新たな課題が確認でき満足を得た講習会であった と思う。また、参加者全員の協力で大きな事故もなく、４日間とも晴天に恵 まれ風もなく、雪質も最高で、ホテルの温泉も・食事も・サービスにも大満 足の４日間でした。来年は１月６日.９日の予定です。

前３日は晴天、最終日は雪。高体連の大会があり、レースバーンは賑わっ ていたが、他はマイゲレンデのよう。 鹿沢が初めての人もいたので初日はゲレンデ巡りと足慣らし。２日目以降は 伊藤コーチによる講習。１、２日目は大回転、３日目はスラロームの練習を した。いずれもベーシック練習のあとショートポールからロングポールをセ ットし、何本も滑った。ホテルに戻り昼食を食べながら、大画面で午前中 のビデオをコーチの解説を聞きながら見、午後の講習に備えた。練習後は夕 食まで、アルコール片手に、ビデオを見ながら、スキー談義に花を咲かせた。 参加者は少なかったが、初参加の方々のレベルが高く、密度の濃い練習会で した。コーチから「ポールの外で出来ないことがポールに入って出来るはず がない。」と、ベーシックの大切さを強調された。今回の成果を次に繋げたい。

１日目バスも順調に進み、11時半にはホテルに着く。快晴、４班に分かれ てタングラムスキー場を４時過ぎまで楽しむ。夕食は全員で和食の会席料理、 酒も進む。 ２日目も晴天、全班とも隣の斑尾高原に乗り込む。正月明けもありゲレン デはがらがら。滑るには楽だが、これからのスキー業界を考えてしまう。 最終日小雪、新雪が５ｃｍ位積もり快適でした。 お試しで参加された鈴木茂さんが、同室者の勧めも上手でその場で申込書 に記入され入会手続き完了。

身支度を調えてゲレンデに出たのは正午、シャトル・バスで熊ノ湯に向か う。３連休前の週末というのに、熊ノ湯にスキーヤーの人影はまばら、だか らクワッドリフトが運休で横手に抜けるルートが使えない。シャトルで硯川 へ出て横手山頂へ。帰りは前山ゲレンデも一滑りして第１日が終った。奥志 賀遠征の２日目は強い風雪に見舞われた。焼額のゴンドラは１本がやっと動 く状態で、昼食のホテル・グランフェニックスまで、またシャトル。午後は 奥志賀ゴンドラも動き出して、ほぼ予定したゲレンデを滑ることができた。 最終日は寺子屋からサンバレーまで一巡し、丸池のA線にも挑戦。志賀四川 飯店で打上げとなった。天候は悪くても雪は良く、皆よく滑り、食べ、飲ん だ３日間だった。男女数名はホテルのプールで元気に水飛沫を上げた。

参加者少数のため中止

本間先生に習いたいのになかなかチャンスがないと思っていた人たちがど っと申し込んできて、申し込み開始から10日ほどで満員締めきりとなった。 その後も10数名の方たちから申し込みや問い合わせがあったがお断りをせざ るを得なかった。
快晴の３日間半日交代で本間先生に習い、講師見習いの那須の担当時間は その復習と緊張からの回復をしてもらった。参加者からはこんなに内容の充 実した講習は初めてとの嬉しいお礼をたくさんいただいた。

昨年は30周年記念クラブ祭の日程のため２週間遅らせて企画実施した が、今年は何時ものタイミングに戻しての実施となった。初日は吹雪で見通 しが悪く早めに切り上げて体力を温存した。
２日目は、朝から雲一つない快晴となり各班共にゴンドラで頂上駅に直行 した。白馬を始め北アルプスの山々の神々しいほどの美しさに圧倒された。 毎日、夜間に少しの新雪がのって大変いい雪質で、本当に気持ちよく滑る事 ができた。最後の日までいい雪質の日が続き、みんな何かずいぶんスキーが 上達したような気持ちが最後まで維持できた。休憩では、毎日お汁粉屋の売 上に大きく貢献した。スキーの後は近所の栂の湯（温泉）に行って疲れを取 る人、その後ビールやワイン他であちこちの部屋で乾杯の声があり、大変賑 やかであった。今年99歳を迎えられる岸上さんの華麗なスキーを魅せても らい感動し、昨年300名山の登頂を達成した山田政雄さんの偉業に敬意を表 し、入会後初めてスキーに参加したお二人を歓迎し、５名ものお試し参加者 をみんなで温かく受け入れ、懇親会は普通では味わえない盛り上がりがあっ た。最終日のスキーの後は、一緒に帰るほとんどの会員で蕎麦屋に集結し、 信州蕎麦（とお酒？）を楽しんだ。４ 日間の「気ままな」スキーはあっとい う間に過ぎてしまった。帰りの電車はほぼ１両貸し切り状態で、八王子／立 川到着まで賑やかでした。ちなみにお試し参加の５名は全員入会申込書を滞 在中に幹事に提出した。

今年最初のクラシックのテレマークスキー講習会は、裏磐梯猫魔スキー場 で、日本テレマークスキー協会の桐沢指導員の下で、初心者、初級者、中級 者に分れて行われました。初めてテレマークに挑戦した石川さんは、熱心に 歩くことから練習を開始され、緩斜面での滑降まで習得されました。

本州南岸に季節外れの低気圧が通過、異常な暖かさで山の悪雪を心配し たが、まずまずの山スキーが楽しめた。
初日はコルチナスキー場裏側にある北斜面のブナ林ツリーランコース。宿 に到着してすぐ、ガイドに案内されリフトで山頂へ。いきなりのブナ林滑降 に緊張する面々だが、すぐにエンジンがかかるのはさすが!!　林間を抜け出 てから山腹に広がるオープンバーンも快適だった。夕食後は囲炉裏を囲みビデ オ、今日の成果と反省会で盛り上がった。二日目は栂池自然園へ。夜半からの 雨が本降りの大雪に変わり新雪50cm。シール登高もラッセルに手間取り自然 園は断念、途中からのツリーランを２度おこなって今日はこれで十分とし た。斜面に立ち、文字通り処女雪の原にマイラインを刻んでゆく楽しさ。こ れが山スキーの醍醐味である。真綿のようなパウダーの世界は転倒しても深 く埋まって怪我はなく、ギャラリーたちも転倒した本人も子供のようにはし ゃいで嬉しそう。
三日目は小谷温泉から鎌池へ。鎌池周辺も太いブナが点在する格好のツリ ーラン斜面だが、この日は暖かく、湿雪で重い深雪には少々手を焼いた。 厳冬期のディープパウダーを期待して集まった経験の豊富な面々であった が、毎日異なる雪質、そして変化ある地形斜面を体験して山スキーの醍醐味 とスキーの奥の深さを改めて実感した次第である。今回、体調の優れない荻 野氏に代わり佐久山がリーダーを勤めました。

最初の２日間は濃いガスのため視界不良で満足な練習会はできなかったが ３日目は良質な雪と快晴に恵まれて２日分を取り戻すような最高のレッスン でした。
男性12名、女性５名の参加者は昨年までの講習会とは様変わりで圧倒的 に男性が多く、特に60代前半の「競技青年団」が増えたことはクラシック競 技のために喜ばしい限り。若さとハイレベルの今後の活躍を大いに期待して います。

スキーシーズン最盛期に突入、全日本スキー連盟指導の新しい滑りを講習 参加者の方々に覚えて頂き、我々の年代でも、体力消耗を少なくしていかに うまく滑るか４日間講習しました。一方、自由滑走班は戸隠スキー場を全て 廻り国設スキー場では急斜面にピステが駆けてなく腰までの雪と悪戦苦闘し 楽しみました。今年は天気に恵まれず漸く３日目に瑪瑙山頂付近から北アル プスの眺めを楽しませてくれました。

天候に恵まれての４日間、２班に別れての講習会は、時間を有効に使っ て目一杯の講習をして下さる本間先生に生徒の顔も真剣です。内容の濃い講 習に満足しての夕食は和気藹々。お酒も美味しく、お口も滑らか、お開きに しますの声まで続きます。小海は交通良し、ホテル良し、食事良し、講習良 し、の声が今回も多く、解りやすい講習でよかったの声。それぞれが何かを 掴んで一つ前進して終ることができました。

初日から天候に恵まれ、大変いい雪の岩鞍のゲレンデを思いっきり滑るこ とができた。２日目、３日目ともに、慌ただしく朝８時に宿を出発し、誰も 滑っていないゲレンデに各自思い思いのシュプールを刻み、願ってもなかな か出来ない経験をした。踏みしめると足元で雪がキュッキュッと鳴りなんと も気持ちいい。斜面も27.8度の心地いい中斜面が多く、ついつい滑りすぎ て何時もより疲労が来た人も何人かいたようだ。３日目は、時折霧が来る天 候で、休憩と昼食の時間を調整しながら相変らず素晴らしく滑り易い西山ゲ レンデを主に滑った。女将さんの手尽くしの夕食は心温まるものがあり、う れしかった。スキー後の温泉と湯上がりの後の一杯、夕食、ちょっとしたゲ ームもあり、参加者一同大いに友好を深めた。岩鞍が初めての参加者からこ んなにいいとは思わなかったと言う声も。最終日は朝から雨模様で、残念で はあるがスキーは諦め早めに帰途に着いた。

豪雪地帯の戸狩も段々雪が少なくなってゆく様な感じで今回も１月なのに 春スキーの様だった。が滑るのにはさしつかえなく数班にわかれて毎日元気 に滑りまくった。２日目のお昼は恒例のお餅つき、常連の他のお客さん（仲 良しになった）も一緒に今年は去年より多く食べちゃった！なんてはしゃぎ ながらからみ餅、なっとう餅、おしるこなどなどとにかく食べすぎ。今年も としを忘れて愉快な楽しい４日間だった。

“楽しくレベルアップ”がモットーの「戸狩温泉講習会」は、講師陣の顔 ぶれをガラリと変え、（一部講師の都合で）重厚、若手、新鋭と多彩な講師 による「実践的で、判りやすく、質の高い」密度の濃い講習会となりました。
今年も参加者は女性15名（お試し参加１名）男性７名、と女性優位で、 恒例の関西からの参加者、それに土・日でないとダメという現役の参加者 と、老練と若さと熱気に溢れた熱心な参加者が集いました。
それに“おもてなし”の宿・メイプルハイムの気配りと食事に全員が感 激。心のこもった、中高年の健康に気を配った自然食材の食事、特にご主人・ 中沢さんがうったそばは絶品、りんご丸齧りとコーヒー飲み放題もここなら ではのサービスです。
中日の昼食は、玄関前で餅つき、つきたての餅を辛み味、山菜入り納豆味、 きな粉味、お汁粉と４つの味で、ついつい喰い過ぎとなりました。
講師好し、宿好し、生徒好し、天気よし（前日の雨で雪質やや悪し）と、 ４拍子揃った講習会に、来シーズンもと、参加者の明るい笑顔が雪山に弾け ました。

悪天候の予報だったが、２日共好天に恵まれ青空に上越の山々が白く輝 き、絶好のレース日和。初参加の方の弁、○○したが面白かった。応援見学 の方はコースを検討、来年に向けて闘志を燃やしていらした。 コース全長1050ｍ、標高差250ｍ旗門数36・34.落とし穴のある結構難しい セット。大回転１日１本レース後当間山への遠足は楽しかった。

お天気は快晴だったが、雪が年末に降ったきりとのことで固いバーンに苦 労した。変化に富んで面白い宝台樹、昨年は雪は粉雪だったが猛吹雪、今年 は看板に偽りありのアイスバーン、自然相手の企画はむつかしい。それでも 宝台樹の２日目は皆さんアイスバーンの滑りにもだいぶ慣れて、思いがけな い練習になった。最終日のノルンは、思いがけず柔らかい雪に恵まれて、終 わりよければすべて良しだった。

突然のキャンセルで19名となったが昨年と同じ民宿白雪に到着、後続の ３名を加え１時過ぎに長坂ゴンドラやまびこ駅前に集合して石濱さんの体操 でスタート。３班に分れ毛無山山頂（1650ｍ）から、やまびこコースを思 いっきり楽しんだ。２日目、３日目も快晴に恵まれ各班毎に変化にとんだコ ースを存分に滑りまくった。夜は宿の心のこもった手作り料理とアルコール で和やかに親睦を図ることが出来た。 最終日はフリーで滑る10名のパーティ、温泉街で買い物組、３日間の疲れ で早々に帰途に着く者と別れ全員怪我も無く湯けむりの野沢温泉村を後にした。

テレマークスキー講習会の２回目は、第１回と同じ裏磐梯猫魔スキー場 で行われた。幸運にも粉雪新雪に恵まれ、初級班の峯澤さんは個人レッスン で腕を上げた。中級班はクラブ祭で行なう羽目になった生まれて初めてのテ レマークスキー・フォーメーションの指導を受けた。これは、なかなか難し い課題に挑戦することになったと実感した。

初日、東京は雨の出発で現地はもしかして新雪かなと期待したが池の平 はみぞれ混じりの雪。早速、滑りに出るも山頂付近は湿っぽい雪で慎重に滑 る。２日目、朝起きてビックリ30センチの新雪、天気も良くシャトルバスで 杉の原へ、ゴンドラ頂上付近は最高のコンディションの中を班ごとに各ゲレ ンデを滑りまくる。昼はお馴染みのやすらぎ食堂に全員が集まり人気のラー メンをいただく。３日目も20センチの新雪と晴天に文句なし、赤倉リゾート は月曜日とあってマイゲレンデ状態で各班たっぷりと滑る。４日目、池の平 山頂付近は濃いガスで視界が悪く、緩斜面を中心にゆっくり安全に滑り終え る。宿では、朝夕源泉かけ流しの温泉を楽しみ、夜の懇親会も幹事が用意し た６本の各種日本酒・焼酎（明るい農村が人気）などを味わいながらスキー 談義で盛り上がり、最後の夜はカラオケの大合唱で締めくくった。
今回も宿のご主人・おかみさん、若おかみの温かい心遣いとサービスに大 満足の４日間でした。